今日の生徒に、今日のレッスンを。〜カリキュラム型から、引き出し型レッスンへ
おはようございます♪

○はじめに
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さて、木曜日は「教育」について書いています。
今日の生徒に、今日のレッスンを。
〜カリキュラム型から、引き出し型レッスンへ〜
ピアノの先生は、レッスンの前に、いろいろな準備をします。
今日は、この曲を練習しよう。
次は、この音符を覚えてもらおう。
時間があれば、リズム練習も。
そんなふうに、カリキュラムを考えることは、とても大切です。
でも、実際に生徒さんが教室に来ると、予定通りに進まないこともあります。
「先生、今日は疲れちゃった」
「この曲じゃなくて、あの曲を弾きたい!」
「ねえ、今日はゲームをしようよ!」
そんなとき、先生はどうするでしょうか。
予定していたレッスンに戻そうとする。
それも、一つの方法です。
でも、私は最近、もう一つのレッスンの形を大切にしています。
それが、「引き出し型レッスン」です。
※引き出し型レッスンとは、すべての生徒さんを同じカリキュラムに当てはめるのではなく、その日の気分や体調、興味に合わせて、先生が用意したさまざまな活動から選んでいくレッスンです。
例えば、元気いっぱいの日には、リズムゲーム。
疲れている日には、ゆったりした連弾。
好きな曲を弾きたい日には、耳コピや簡単なアレンジ。
おしゃべりしたい日には、今日の出来事を音にしてみる。
先生の引き出しに、そんな小さなアイデアが入っていたら、どうでしょう。
同じ30分でも、生徒さんにとって、ずっと心地よい時間になるかもしれません。
もちろん、引き出し型レッスンは、行き当たりばったりのレッスンではありません。
むしろ、先生がたくさんの選択肢を持っているからこそ、できるレッスンです。
カリキュラムは、先生が決めた道。
引き出しは、生徒と一緒に選べる道。
どちらも大切です。
ただ、
「引き出し型レッスンがいいのは分かるけれど、今までのレッスンを急に変えるのは難しい……」
そんな先生も、いらっしゃると思います。
大丈夫です。
最初から、レッスン全部を変える必要はありません。
まずは、5分間だけ。
いつものレッスンの中に、「選べる5分間」をつくってみませんか。
例えば、
「今日は、何をしてみたい?」
と聞いてみる。
答えが出てこなければ、
「リズムゲームと連弾、どっちがいい?」
と、二つの選択肢を用意する。
あるいは、
「今日は、どんな気分?」
と聞いて、気分に合った曲を探してみる。
それだけでも、生徒さんの表情が変わることがあります。
なぜなら、そこには「自分で選べる」という喜びがあるからです。
まずは、いつものレッスンに、5分間の小さな引き出しを。
その5分間が、生徒さんにとって、一週間で一番楽しみな時間になるかもしれません。
そして、いつか気づくのです。
先生が用意した引き出しから始まったレッスンが、生徒さん自身の「やりたいこと」でいっぱいになっていることに・・・!
今日の生徒に、今日のレッスンを。
そんな小さな自由から、音楽を一生楽しむ力を育てられたら、素敵ですね!
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