ただ、お好きな鍵盤にふれてください〜「ふれるだけのピアノ」

「弾くピアノ」から「ふれるピアノ」へ

〜ただ、お好きな鍵盤にふれてください。〜

ピアノは「弾くもの」。

私たちは、ずっとそう思ってきました。

楽譜を読み、指を動かし、練習を重ねて、一曲を完成させる。

 

もちろん、それは素晴らしい楽しみ方です。

 

でも、最近、私はこんなことを考えるようになりました。

ピアノは「ふれるもの」でもいいのではないだろうか。

目が見えなくても。

指が思うように動かなくても。

ベッドに横になったままでも。

 

その人に合った方法で鍵盤にふれ、音楽を楽しむことができたら。

そんな思いから、新しい曲集『ふれるだけのピアノ』をつくっています。

今日は、その中から一曲をご紹介します。

 

🎹 「ふわり、雲の上」

〜お好きな白鍵にふれてください〜

(演奏を、西東京市の森田香先生に手伝っていただきました。ありがとうございます😊)

 

この曲は、まさに究極の「ふれるだけのピアノ」

ドでも、レでも、ミでも。

どの白鍵を選んでも大丈夫。

いくつの鍵盤を弾いても大丈夫。

どんな音が出ても、綺麗に響くように作られています。

私にとって、今までで一番、チャレンジングな曲です。
   

できれば、目を閉じてみてください。

指先に伝わる鍵盤の感触。

そっと押したときの手応え。

そして、ふわりと広がる音の響き。

まるで雲の上にいるような、優しい音楽の時間を味わっていただけたら嬉しいです。

 

これまで、ピアノを諦めていた方が、

「これなら、私にもできるかも」

と思ってくださったら。

昔ピアノを弾いていた方が、

「もう一度、あの音にふれてみたい」

と思ってくださったら。

 

それだけでも、この曲集をつくった意味があると思っています。

 

ピアノを弾くために、人が頑張って歩み寄る。

そんな音楽の楽しみ方に加えて、

ピアノのほうから、人に歩み寄る。

そんな時代があってもいいのではないでしょうか。

   

難しい曲が弾けなくてもいい。

楽譜が読めなくてもいい。

たった一つの音を、ゆっくり味わうだけでもいい。

   

「弾くピアノ」から「ふれるピアノ」へ。

それは、ピアノの可能性を広げるだけでなく、音楽を楽しめる人を増やすこと。

一本の指から、いや、一本の指が動かなくても、触るだけで大丈夫。

  

一人ひとりの人生に、音楽が優しく寄り添ってくれますように😊

 

🍀まとめ

ピアノが人に歩み寄れば、音楽を諦める人は、もっと少なくなる。

・・・・・

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最後までお読みいただきありがとうございました。